潔癖症なのに汚部屋な男のお片づけ物語

ろくに生きていないのに再生物語とは書けない。とりあえず一度でも、生きろ。

ちひーつ!それでも何とかWebライター・・・

遅筆である。

そういえば、28、9年前、早稲田大学の第一文学部と第二文学部を2回受けた

(当時。要するに昼間部と夜間部。大学の夜間というと、昼間部より学費が安かったり

試験がやや通りやすかったりで、隠れた人気があった。特にわたしが受けた1990年

前後はスーパーウルトラベビーブームの特大ピークで、いわゆる早慶上智・MARTH

【明治・青山学院・立教・中央・法政】などレベルの高い学校は競争率20倍とか難易

度MAXだったため、夜学は「最後の牙城」として受験生が押し寄せたのである・・・

現在は早稲田・明治など苦学生のイメージが強かった大学が軒並み夜間部を廃止

してしまった。いま夜間置いてるのは東洋大学ぐらいだろうか?)

 

カッコが長すぎたが・・・何が言いたかったかというと 笑

当時、早稲田大学の文学部は、受験科目に「小論文」があった。国・英・小論文だ。

この、小論文という奴が相当なクセモノであった。

たとえば、世界地図をサカサマにした図だけを受験生に見せ、

「これを見て考えた事を1000字以内(だったかな?)でまとめなさい」

とか、犬が主人を追って火に飛び込む様を見て「犬に自殺の観念があるか?」

という文章を読んで「考えた事を述べなさい」とか まあ何と言うか

「さすが天下の早稲田・・・出題のレベルが違うな。」

と戦慄する内容だった訳だが、わたしは、結局 うまく書けなかったのだ。

ようするに、一浪してるのにロクな訓練もできてなかったのだが

まあアタマであーでもない、こーでもないとぐるぐるぐるぐるしてしまって、

筆がいっこうに進まないのだ。「おれ、文章だめだ」と思った。

 

しかし、その後も日記でいろいろ思った事を長々と書くのは面白かったし、

他の何をしなくても文章だけは書いていた。そして40歳を過ぎて、毎月4000字以上

の記事を書く、まあ同人誌みたいなものの、しめきりを持って書く機会を得て

これも4日とか5日とか、けっこう時間をかけて書いてしまうのだが、割とまともな

文章になる。時間をかけるのだから、当然と言われてしまうだろうけれど。

 

それで、いまWebライティングの仕事、3件受けている状態。

巷で聞く話だと、1文字1円で2000文字の仕事だと最低一日3件やって、

一日6千円ぐらいは稼いでいるような感じだと、わたしは見ているのだが、

わたしの現状では1文字1円2000文字を一日でようやく一件仕上げる感じ・・・

遅すぎるでしょう。 これ、はやく書けるようになるのかな???

 

そういや、むかしある工場に少しだけ勤めた時、そこの上役が

「そんな事しても一円にもならねえんだよ」

が口癖で、カネの話ばっかだなコイツ、と思ってたんだけども

いま、一文字一円で稼いでるんだよ、とわたしは言いたい。

 

(今日は、写真のせるの疲れた、というか見せられる方も疲れたろうから、

 載せない 笑)