潔癖症なのに汚部屋な男のお片づけ物語

ろくに生きていないのに再生物語とは書けない。とりあえず一度でも、生きろ。

ある男の半生反省記

50年前、ある県の田舎町に生まれる。

11歳 たしか初恋 同級生 告白せず

14歳 はじめて家出する 怖くなって、家族に気づかれる前に帰宅(爆)

15歳 片思い2 2つ下のおさげ髪秀才 やはり告白せず

16歳 家出する 隣県で金がなくなり帰れなくなって迎えに来てもらう(爆死)

   片思い3 相手は先輩の彼女となる 告白せず

17歳 高校留年して大マイナス注目を浴びる 

   しかし演劇部に入り活躍 大プラス注目を浴びる

19歳 日大芸術学部を目指しかけるも学費の高さで断念

   東洋大学哲学科に魅かれるも大学のレベルなどに不安を覚え

   早稲田大学文学部を目指し、当たり前だが落ちる

   片思い4 前の失恋の相手の妹 初めて告白するもまた失恋

20歳 某地方都市で予備校暮らし 翌年 再び早稲田大学と何故か

   明治大学立教大学国学院大学も受けて全て落ちる(爆裂死)

21歳 東京へ単身移る。専門学校に通うも、一年で自主退学。

   アルバイト生活に入る。

22歳 片思い5 ミュージシャン 勝手に失恋 仲間を求めるも失敗

23歳 片思い6 アルバイト仲間 何だかよくわからんうちに失恋

24歳 無理矢理正社員生活 当然半年後に退職

25歳 長く続けれられる職場に 

27歳 片思い7 職場の子 職場仲間に取られる

   別の女子にアパートへ押しかけられるが、結局手は出さず

29歳 片思い8 職場の子 諍いとなり後味の悪い別れ 何もかも嫌になる

31歳 退職 海外へ飛び出す 40日間ほど旅する

32歳 旅をやめる事なく日本一周 片思い9 バカな事をする 失恋

   と思ったら片思い10(爆) 追いかけて迫り初めてのキス 失恋 笑

33歳 金が尽き、旅中断 金を貯めると旅再開

34歳 一応のまともな仕事につく

35歳 片思い11 相手がマズかった 深みに嵌まりバカな事をする 失恋

37歳 東京を離れて地方都市へ。片思い12 やはりバカな事をする 失恋

   いいかげんこの辺でやめんとな・・・と思う(最初から思ってるわ)

38歳 趣味の場で女性と出会い、交際 

   しかし相手のアプローチにひいてしまい 別れる

39歳 これ以後、仕事も不安定で生活困窮が常態化 

   趣味の場で多くの女性に会うが、恋愛感情ほとんど無し

45歳 片思い13 バツイチの30代女性 よくわからんうちに失恋

50歳 いつも間にやらこんな歳 結局、いまも童貞

 

ある、実在の男性の、反省すべき半生である 何を訴えたい半生記なのか・・・^^

しかし、決していわゆる草食男子でもないのになにゆえ風俗に行かないのか

それは、おのれの肉体へのコンプレックスがあるからである

全く、救われない

漫画の弱点?とか考える

www.youtube.com

前の更新から半年近くたちました。あれから世界は感染症で大変な事に

なっております。私の住む北方の街にも日々感染者が出現しております。

一度は押さえ込んだかに見えたのですがね もう政府がおかしい。

やはり東北は東北のやり方でやれる方法を考えないと駄目だね。

 

私自身の生活で変わった事というと、一番わかりやすいところでは、

毎週一度、3時間パックで過ごしていたネットカフェでの楽しみが脅かされた

点があげられますね。最近はまた行っていたのだけど、先日近くの席で

ゴッホゴッホずっと咳してる客がいて、やっぱりある程度広いとはいえ

密室で3時間パックというのは常識的に考えて危険だなと思った。

3時間パック、オープンシート(仕切りあり)で約650円、いろいろな漫画読める

のだけど、正直疲れるし、通常のヤングジャンプだけなら買えば300円台・・・

捨てられない性質なので週刊漫画誌が部屋に積みあがっていくのは憂鬱だが

しばらくはこちらの方が合理的という事になるだろう。

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さて最近読み始めた、気になる漫画の一つが上にあげたアニメの原作である

ゆるキャン△』(あfろ 作)。近年、今までにない形のキャンプブームが起こって

いる事は知っていたが、どうも本作はその火つけ役とも目されているようである。

そのキャンプの形とは、

「基本ソロキャンプ、時々仲間とキャンプ」

と、いうものらしい。なんだか、別段変わった事でもなくて、私のようなツーリング

ライダーにとってはソロキャンプなんて当たり前の事だし、そうでなくとも夏フェス

などに行く人にとっては仲間とフジロックなどに出かけて銘々にテントを張って・・

というのは自然な事だったろうと思える。しかしどうも、そういう特別なイベント

付きではなくて、とにかく純粋に独りでキャンプを楽しみたいと思う人たちが

増えた、という事らしいのだ。おそらく、昨今のコロナ禍の影響もあり、何かと

他人と距離をとって・・・という傾向にもマッチしているのだろうと思うが

(と思ったら昨日、岩手県初の感染者というのが、関東のキャンプ場で向こうの

仲間と同じテントで数日寝泊りして感染ったとかいってたが・・・汗)

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実は、この作品の前に手に取ったのが、『ふたりソロキャンプ』(出端祐大 作)

という漫画。 これなんかも、基本は独りでのキャンプを尊重しながらも、

時折二人で助け合う、学びあう、得意な料理を披露し合い、時間を分かち合う、

という事の楽しさ、有難さも表現する内容になっている。

ところで、これらキャンプを題材にした漫画作品にはどこか共通する否定的評価

がある。特に、『ゆるキャン△』は女子高校生たちが主人公で、冒頭には誰かと

何かするのが苦手で、敢えて常に独りで冬期のソロキャンプにこだわる少女が

登場するのだが、これに対する感想として、

「女子高生が独りでキャンプなんて、非現実的。性被害に遭う危険が大きいし、

親の観点から絶対認められない」

「結局、かわいい女の子で釣っているマンガ」

という意見がけっこう多かった。尤もな事ではある。いや、実際、『ゆるキャン△

の女の子たちは本当にかわいいのである(爆) 絵自体がセンスあるというか、

実に全体的に癒されるマンガなのは間違いない。

確かに、10代の少女が独りで野営・キャンプというのは現実的ではないだろう。

女性の単独ツーリングライダーというのは、北海道や沖縄などに昔からいなかった

訳ではないが、走る時は独りでもキャンプ場には誰かしら仲間がいたものである。

(というより、昔は北海道・沖縄のキャンプ場はどこも旅人でいっぱいだったのだ)

そうでなければ、彼女らは何らかの護身術を身につけ、ある種の屈強さを漂わせ

ていた。そう、女性のソロキャンプには、自分の身は自分で身を守る強さが必須

という事は言えると思う。さもなくば、少なくとも誰か頼もしい男性とペアである事だ

が、『ふたりソロキャンプ』の女性主人公はまさにそうしたパートナーを無理矢理^^

引き込んだのであった。

しかし、『ゆるキャン△』でそれをやると、もはや作品の根幹そのものが揺らいで

しまう。というのも、本作の肝は、他ならぬ「女性の自立」そのものであろうからだ。

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作品の性格自体が、マンガにありがちな「悪い人が存在しない世界」である、という

ところも重要だが、冒頭にまずソロキャンプにこだわる主人公を登場させるのは

作品の基本的なスタンス、何を一番重要視するか、を明確に示したものである。

一つの考え方としては、現実に少女がソロキャンプして良いかどうかではなく、

かつて学生運動でも言われた「連帯を求めて孤立を恐れず」ではないけれども

「まず個あっての仲間」という、人間関係の理想形を少女の姿を借りて表現して

いる、とも言えるだろう。しかしそれと彼氏と一緒にキャンプしない事とは無関係

じゃないのか?と反論されるかも知れない。そこに性の優位性、性のしがらみを

介在させない事、もっと言えば、

「少女がソロキャンプできる世界になるべきだ」

という叫びすら聞こえてきそうな、追究されゆくユートピアの物語、とも言える・・・

のかも知れないのである。

 

それにしても、否定的評価にあるように、

「結局、かわいい女の子で釣っているマンガ」

というのも、揺るがぬ事実ではある。というより、これは実は現代のマンガ全体に

言える事であって、マンガというメディアを呪縛する最大の弱点でもあるのだ。

考えてみてほしい。かわいい女の子や、美女が一人も登場しないマンガが、

この世にいくつ存在するかという事を。

無い事は、多分、ない。しかし、少なくとも、歴史上のヒット作には、全く無い。

手塚治虫松本零士藤子不二雄に始まって、『ナウシカ』の宮崎駿だって美少女

なしには考えられない。田川水泡の『のらくろ』や水木しげるの『鬼太郎』ぐらい

だろうか?(猫むすめがいたじゃないかと言われるだろうが、水木氏は美少女の

つもりで描いていたのか・・いや、アニメ化のたびに美少女化しているではないか

・・・やはり猫むすめは美少女だったのだ!!ごめんなさい水木先生、猫むすめ)

ゴルゴ13』も、美女で釣ってる、とは言えないかも知れないし、『沈黙の艦隊』とか、

AKIRA』とか美女いたっけ?と勘ぐってしまう作品はあるが(またごめん、ケイ)

現代のマンガでは本当に「かわいい女の子で釣っていないマンガ」は稀である。

(あの『ゴールデンカムイ』でさえもアシリパさんなしであれだけ人気が出たか?)

これがマンガというメディアが現代もしばしば卑下される要因でもあるだろうが、

実のところ、かつて「女不在」が普通にあった文学や映画の世界でもこの傾向

は顕著であるように思える。特に小説なんか、実際の美少女の顔は拝めない

にもかかわらず(笑)読者を惹きつける為、商業的に少しでも売れんが為にか

美少女・美女キャラクターを登場させるのである。エンターテインメントと称して、

商売上手に走る事が別に軽蔑されるべき事でなくなっているという事なのかも

知れないが・・・現在、コロナ禍の中静かなヒット再燃となっているというカミュ

『ペスト』、私も読んでいるのだけど、これが女性、ほとんど出てこない^^

やっぱり、かわいい女の子なしでも読者を惹きつけ、遥か後世にまで残る作品

を、とも思うのが真の作家だろうか?いやいや、手塚治虫は言ったではないか。

マンガは妄想である マンガは・・・ 言わなかったっけ?

 

 

加油!エミリコ

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現在、愛読中(買わずに、ネカフェにて)の週刊ヤングジャンプ

ゴールデンカムイ』、『かぐや様』と並び毎回楽しみな注目作のひとつ

 

『シャドーハウス』(ソウマトウ作)

 

が、E‐Beans内にある喜久屋書店仙台店にて盛大にプッシュ

 

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えみりこ~~っ!!!^^

ほかのキャラたちも紹介。

実は、ここ仙台店は早くから本作に注目し、

こうして地道に店内で紹介してきたらしい事が

ネット上の関連掲示板などでわかった。

ここは他にも様々な作品が大きな販促セット^^とともに紹介され、

何が今、注目すべきマンガであるかが一目瞭然である。

ちなみに、エスカレーター降りて店頭には『ドラえもん50周年おめでとう』

の大々特集が・・・とにかく、マンガ愛にあふれたお店なのである。

さらに、マンガだけではなくてオカルト、ファンタジー、ミリタリー、アイドル関連も

コミックのみならず関連書なら何でも陳列の自由度はんぱない感がある。

 

最近の週刊ヤングジャンプでは、他に『貧々福々!ナズナさま』が

ギャグ漫画として安定の面白さだし、SF大作『アルマ』や新連載SF?スリラー

『HANDS』、あとちょっと心配だが『九龍ジェネリックロマンス』も魅力がある。

『ひっこみゅ~ず』は相変わらず微妙だが、一応気にはしている^^:。

あーしかし、文学への渇望も、あるな。 『三体』 読みてえ~~

結局ファンなんだな・・・^^

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新年早々、おなじみE-Beansさんに、貼り出されていた。

『いぎなり東北産』全員集合!で、一人一人大きく、いい笑顔で魅力爆発だ。

よく見たら、今日までの催しだったようで・・危うく撮り逃すところだったじゃねーか

昨年末の、サンプラザでの大大忘年会という大きなライヴ、行きたかったのだが(笑)

まあー基本あくまで隠れファンという体裁だったから。あと、周りに合わせて

盛り上がるのとか、ホント苦手だし・・・で、結局行かなかった。後悔?わからん

ともかくも、けっこうファンな事は確かなんだな。応援してます。カゲながら^^

 

誰「押し」かって話だが、もちろん伊達花彩(右下)は特別なんだけれども

つい注目して、応援してしまうのが従来あまり歌の出番がなかったりねこ(中右)、

みう(右上)、そしてなんか見るたんびにドキドキしてしまうのが、しんじゅ(左下)ぉぃ・・

とはいえ、あまりのかわいさにたびたびハッとさせられる花怜(左上)、一見そんなに

美人に見えないが、時に非常にいい女である事にハッとさせられるひかる(右中)、

やはり時折その美しさに呆然とさせられる羽加(中左)、まさに絵に描いたような

理想の女の子っぽいゆな(中央)、しまいにはその歌声があまりに無敵感に満ち

東北産は何も心配いらん!という気にさせるひなもん(下中)・・・って全員か。

 

最近の、彼女たちがいかにすごく成長してるかが実感できる動画

www.youtube.com

いつも気になってる、りねこ と みう もしっかり歌っていて、嬉しい!!

で、やっぱり しんじゅ は魅力的だ・・・声がね、もう何か、特別だ

おい待て、特別は、かあや じゃないのか!? いや、もちろん

かあや は存在自体が特別なのだ!!いやいや、真性ファンのように

「伊達神」などとは呼ばないがな!! (といいながらもう相当ファンだが・・)

それにしてもな、少女はあっという間に大人になってしまうだろう。

彼女らにとっては、まさに今の一瞬、一瞬が、至上の宝なのだ。

このくたびれきった俺が、そのように時を感じて今を生きる事ができるか!?

彼女らの存在は、そんな事を考えさせてくれる事もあって、

けっこう俺にとって、重要だったりするのだ。

 

それにしても、道行く人、どれくらい『いぎなり東北産』を知っているのだろう?

今や、架空の東北アイドルを描いたあの『あまちゃん』などより、現実は

とっくにもっと凄い地平へ飛ぼうとしているのだが!みんな、しっかり見ろ!!

 

 

 

不退転2020 幕上がる! その合間にも、ネットカフェ!^^

令和2年・西暦2020年は、我が人生不退転の年。

詳しい話は、よす 爆 それより、ここでは年始めの、ネットカフェ

そこで読んだ、漫画の話をしたいだけだ。

 

さて、今年最初の週刊ヤングジャンプ。わたしの読む作品はほぼ休載なしで、

かなり読む量が多かった。

ゴールデンカムイ』 『かぐや様』 『シャドーハウス』

『アルマ』 『九龍ジェネリック・ロマンス』 『メイド・イン・ひっこみゅ~ズ』

そして新連載の、時代劇と見せかけてSF?みたいな作品

 

おなじみ『ゴールデンカムイ』だが

最近の本作、前回の砂金取り師匠のエピソードでも思うのだが、

どうもストーリーテリングの技が高度過ぎるというか、読み解きの

難易度が妙に上がってるような気がしている。

以前の、比較的王道的というか、活劇としてスカッとする締めというのでなく

人間の暗部を様々なアングルや構成を駆使して表現しようとするあまり、

何やらひどくシュールに感じられるのだ。

野田氏、もしかするとアニメ化第2弾・第3弾と決定していく過程で、

「アニメ化できるもんならしてみろ!」的な漫画家としての意地みたいなものを

へそ曲がり的にぶつけてきてるのかな?なんて勘ぐってしまう。

廃墟ネットカフェ!?!に泊まる!!!

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とんでもない旅を、しでかしてしまったわい・・・

10月はじめ、まだ寒くならないうちにと、

天気もそこそこ良く、金もなさ過ぎないぐらいにはあって?

と一応の条件が揃い、また目的地で友人が面白そうな事を

しでかそうとしており、知人らも数人駆けつける、となれば

行かん訳にはいかんだろうと・・・

東北某所、海側の町目指して、激遅オートバイで走り出してしまいました。

 

まあ、正直オートバイで行くというのも、景色を楽しむって名目はあり

決して嘘ではないんですが、結局、金がそこまで無いわけです。

その町までは遠距離バスが往復5000円ほどで出ていますが、

それと民宿みたいな手頃な宿としても最低5000円程度 で

やっぱり1万円は旅費を用意できなくちゃならない。

ところが、オートバイで行けばガソリン代2000円もかからず、

ネットカフェがあればこれも2000円程度で一晩越せる。

という訳で、予算5000円(爆)で行ってしまった訳です。

 

という事は、現地にネットカフェがあったんだね?って

誰もが思うでしょう(そらそうだ) 一応、ネットで調べて、

あるのがわかったんです。なんとね、山の中に。

 

そう、ここがミソですよ 「山の中に」 がね・・・・・・・

 

そこは、いわゆる「健康ランド」だか「スーパー銭湯」だかいう施設と

一緒になっているものらしく、HPではちゃんと営業してる様子でした。

 

しかしね・・・よく考えると、営業時間が「24時間」と書いてある箇所と、

「1時まで」と書いてある箇所が併存している事に気づくべきでした。

そして、一度でも電話で営業状況を確認すべきでした・・当然ながらね。

どういう訳かね、当時の私はそういう心の余裕もなくて、ただひたすら

旅に出て前へ進む事しかアタマになかったみたいなんですね。

これが、50歳手前の人間がやる事なんですかね?

 

さて、7時間くらいかけて来た、その結果がこれです。

 

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ええ、ゴーストタウンですね 爆

一応、巨大なパチンコ店みたいなのはネオン煌々とたいて

山の中のオアシス感を演出しており、

スーパー銭湯施設もやってる事はやってるんですが、

どうも、ネットカフェの方の様子が、おかしい。

看板は同じく、いかにも営業中みたいに明るいんですが、

入口らしきところがね、でっかい蜘蛛が作る巣だらけで

入ると、フロントがまっくらで、無人くん・・・・・・・・・・・・

 

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ええ、ゴースト・ネットカフェです 爆死

こんなものは、うまれてはじめて見ました。

どうも、通路が銭湯施設とつながってるらしく、ちらほら人の気配があります。

これは一体、どういう状態なのかと、一旦外に出て、ようやくにして(笑)電話。

すると!

「ネットカフェは現在、営業してません。風呂も、1時までです。」

 

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ぐわーん。

1時、ってのが本当だったか・・・・・・って、ばかだ。

銭湯の入口に、ネットカフェがついこないだの8月いっぱいで営業停止した

という告知が張り紙してあるではないか。

つまり、ネット上のHPや、口コミサイトでは全く更新が為されていなかったのだ。

(後日、あらためていろいろな口コミサイトなど情報を確認したが、

「閉店した」とかいう話は誰も書き込んでいなかった・・・

田舎、この放置フラグ?まことに恐るべし)

 

そんな訳で、町の民宿や旅館に電話するにも既に遅い時間になっており、

全く、この山の中で宿泊のツテを失ってしまった私なのだった。

絶望・・・・・・・・・・爆・・・・・・・・・・・・これのどこが旅慣れしたさすらい人なのか

 

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しかし、奇妙な事に、銭湯施設は1時を過ぎてもいっこうに閉まる気配がない。

おそらくまだ風呂に浸かってる客が出るまでだろう・・・と思ったが、

1時間過ぎても全くそういう感じがないのだ。

そこで、もうこうなったら、とゴーストネットカフェに再び潜入し、

無人のブースに忍び込んで(爆)シートに沈み込んだのである!!!

これって、立派に不法侵入 住居なんとか罪 じゃないですか?

しかし、外は東北の秋の、山の夜。雨も降ってきて、やば過ぎる状況。

しのごの言ってられなかった。

 

こんな、いいかげんな施設、あるんだなあ・・・・・

結局、夜中2時くらいから寝かせてもらって、

5時ぐらいには目を覚まして、一旦また外に出ました。

ブースやシートはほとんど汚れていなくて、もちろん明かりは使えませんが

かなり快適には過ごせましたよ・・・雑誌などは、当然8月から更新されていなくて

一冊も手に取りませんでしたけどね。

(最近あまりに金がないので、2週間くらいネットカフェ行けていなくて、

内心?楽しみにしていたんですけどもね・・・・・・・)

しかしそれにしても、ほんとここはいいかげんというか、ゆるすぎる施設で、

スタッフがいるのかいないのかわからない。

風呂に入りに来る客も、券売機からチケットは買うんだけど、

フロントに誰もいないので、そのまま風呂に入ってしまう。

ようするに、勝手に来て風呂入って、くつろいでいても

誰も気づかないし、怒られたり、警察突き出されたりもしない訳。

 

いや・・・・・もう、企業というか、営業者が、やる気ないんだな、と。

地方の、ひとつの哀しい現実なんだろうけれど。

それにしても、施設のところどころが、怪しいというか、異空間というか

たとえば、これとか

 

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どこのダークサイドか、不思議の国のアリスかと びびってしまう休憩所?会議室?

こんな不思議なデザインが随所にありましたよ・・・

それにしても、きちんと3時間ほどは休め、睡眠もとれた事

感謝に耐えません。

後日、判明した事ですが、この夜ちゃんと5000円級の民宿に泊まっていたら、

次週・次々週の生活は金が足りず終わっていた可能性が高かったのです。

なので、結果的に神様に助けていただいた、としかいいようのない

全くの、おろかものの旅なのでした。

 

 

 

 

 

 

やけネカフェの日

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仕事が、アルバイトの話が、ぱったり来なくなった。

日頃から、いいかげん極まる会社ではあるが、もうはや10年前後

ここに縋って生き延びてきたようなものだ。

金融から借金を続け、返しては借りて、また返してはまた借りて を

繰り返し、家財も売るか売らないか、というギリギリのところで

やってきたのだが、どうもいよいよこことも縁の切れ目のようである。

この秋、いろいろと考えてやっていかねばならぬ感があるが

とりあえず、週に一度のネットカフェ である。

ちなみに、上の画像は漫画喫茶ではない 笑

たぶん、図書館かどこかにいる、幼女エマノンだな。

 

いつも利用する街のネットカフェは、たった5席のいいオープンシートがある。

一席一席、一応の区切りがあってプライベート空間になっているのだ。

もちろん、完全個室のブース席よりずっと安いので、人気がある

(3時間パックで、オープン約600円 ブース約1000円と大きく開きがある)

これが、その日のいつ頃来れば空いているのか、というのがないので、

いつも賭けのようなものだ。金のない時にブースしかないと、3時間は諦めて

1時間で出なければならないと思う時もある。

 

さて、今日は幸いにもちょっと待ったら、オープンに座る事ができた。

もうね、こうなったらとことん、読みますよ。

この日発売の、週刊ヤングジャンプは、いつも2冊常備されてるのだけど

やはり一番人気というくらいの雑誌なので、いずれも借りられてる事が多い。

まあ3時間もあれば、待っていれば一冊は必ず空くから。

その間、『別冊少年マガジン』とか、現在読んでいる途中の

『キャンディ&シガレッツ』4~5巻を持ってきて、読む。

 

『別マガ』では『(飛ぶ魔女)』を読んでるのだが、これは隔月連載で、今月はない。

代わりに今月は、『チャンドラハース』という新連載が気になった。

『キャンディ・・』は現行の5巻まで、一応読み終えたが、やはり面白かった。

けれど、主人公たちが捕まって砂漠に・・・の件は、もう少しマシな展開が

なかったのかね?と少々疑問ではあった。

 

さて、実はその前に一冊空いたヤンジャンを手にとっていた。

今週は『ゴールデン・・』『かぐや様』『ポチごっこ』そして久々『シャドーハウス』。

『かぐや様』は主役級のエピソードを離れて、好きな男を親友に取られたまま

クリスマスを迎える苦しみのあまり、悟りを開こうとインドまで行ってしまう(爆)

女の子の話。これ、くだらなかったのだけど・・・古傷がうずいたね。

実はこの俺も、なんと昔同じような事をしたんだよ 爆死

クリスマスは通り越して年明けにね、レンタカーで軽トラックを借りて、

東京から東北めがけて、高速道をひた走ったのだよね 笑

そいでもって、うっかりスタッドレスでもなくチェーンもなくで、

岩手県に到達した時点で、凍結路面を大スピン!!!

幸い、一般道で、他のクルマが走ってなかったから助かったが

(ウソみたいな話だが、本当にこの時は幸運だったと思う・・・

恋愛面では決して幸運はなかったけれど)

 

まあ、いいや、そんな過去は。黒歴史以外のなにものでもない。

(いや、マンガにしたら『かぐや様』以上に面白いかもしれなかったり?)

 

『ゴールデン・・』は、前回まさかの二人逃走、よっしゃあ!な展開と思ったが

いや、やっぱりな、な感じで追われ追われて、すでにボロボロに

ついさっきまで長き旅の仲間だった男たちともたちまち撃ちあい、殴りあい

いやあ、本当に、このマンガはハードだ。情も厚いが、ハードだ。

手塚治虫の戦争マンガにあるような、昨日の友は今日の敵の殺し合い・・・

 

と思うも、しかし、どうもただの裏切りあいではないようだ。

裏切られ、逃げられたはずの月島軍曹と鯉登少尉が、どうもおかしい。

従来ならば、冷酷に標的を追いかけ、鶴見中尉にあくまで忠実に

事を貫徹していただろうに、もはや、何かが二人の中で変わってしまったのだ。

当初は世話のかかるボンボンのお守にしょうがねえなあ、という感じだった

月島も、今では同じように鶴見に欺かれた事を知る鯉登に不本意ながら

共感してしまい、以前では考えられなかったほどの絆が二人の間にはある。

 

考えてみれば、杉元・アシリパとの「昨日の友は、今日の敵」状態が、

こうして早い時期に来てくれた方が、いいのである。この方が、あとあとの

展開が好転する可能性が高いから。むしろ、後々になって反目状態に

なる方が絶望的で、おそろしいのである。

 

それにしても、アシリパの決断・・・一体、彼女は、どうしたいのだろう。

『ゴールデン・・』は、今まで小説でも、映画でも描き出せなかった

「広く受け入れられるアイヌの物語」を実現させた、既に偉大な作品だけども

アイヌの主人公を、政治的な立場へ導くか、つまり作品を社会的テーマへ

展開させるかという問題が、早くから目前に迫っていたと思われる。

 

アイヌの独立」「北海道の独立」を前面に出していく事は、はっきりいえば

マンガにして現代の日本社会への提言であり、挑戦とも受け取られる可能性

もある、という事だ。それは、今まで何年にも渡り広くファンを獲得し

愛されてきた、アシリパというキャラクターに対する、複雑な感情や戸惑いを

多くの人々に抱かせる事になるかも知れない。

けれども、それこそがおそらく北海道人・野田サトルの望むところなのだ。

このようなキャラクターは、後にも先にもおそらく他の誰にも生み出せない。

だから、彼女に託せる役割は、他ならぬおのれがいま投入しておかねばならない。

まさに北海道の真の姿をさらけ出す、中央をも揺るがす地方からの叫び それが

ゴールデンカムイ』なのだ。